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発音できると聞き取れる!英語学習法「フォニックス」のすごい効果

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「フォニックス」という英語学習方法をご存知でしょうか。

日本ではあまりなじみのない学習方法かもしれませんが、実はリスニング力を伸ばすのに効果的な勉強法の1つです。

フォニックスのルールを覚えることで、知らない単語でも発音できるようになります。

発音できる音は聞きとりやすくなるため、結果としてリスニングの精度が上がると言われています。

この記事ではまずフォニックスについて、期待される効果ややり方を紹介します。後半では、特にリスニング力を伸ばしたい方に向け、フォニックスでリスニング力を伸ばす方法を紹介します。

「リスニング力がなかなか伸びない」「独学で英語を学習してきたけど、最近成長が止まったように感じる」など、頑張って学習しているのに成長の実感が持てない方は、是非一度この記事を読み、フォニックスを試してみてください。

フォニックスとは

フォニックスとは、英単語の綴りと発音の関係性を学ぶ英語学習方法です。

文字と音をリンクさせることで、初めて見た単語でも正しく発音ができるようになります。

例えば英語の文章を音読していて知らない単語に出会った時、通常であれば辞書などで発音を調べます。

しかし、フォニックスを習得すれば、単語の綴りから瞬時に正しい発音を想像し、立ち止まることなく音読を進めることができます。

フォニックスはもともと英語圏の子供が正しい発音を習得するために開発された学習方法ですが、英語が苦手な日本人にも効果が大きい学習方法でもあります。

フォニックスの効果やメリット

では具体的に、フォニックスにはどんな効果やメリットがあるのでしょうか。フォニックスの効果やメリットについて解説します。

英単語を読めるようになる

フォニックスを習得すれば、初めて見た英単語でも、発音できるようになります。

フォニックスでは、アルファベット24文字を42の音で表現します。この規則性を把握しておくことで、どんな英単語でも読み方が分かるという仕組みです。

英単語がスラスラ読めるようになることで、読解のスピードもアップします。

これまでいちいち読み方を調べていた英単語を読めるようになるのは、フォニックスの大きなメリットです。

知らない単語のスペルを推測できるようになる

フォニックスは知らない単語のスペルを推測する際にも役立ちます。

スペルと音の規則性を把握しておくことで、音からスペルを導き出すことができるためです。

例えば、英語の音声を聞いただけで、単語を文章に起こすということができるようになります。

正しい発音が身につく

フォニックスを学ぶと、英単語が読めるようになるだけではなく、正しい発音が身につきます。

1つ1つのアルファベットに対してどのように発音したら良いのかが分かるので、必然的に発音も綺麗になるという仕組みです。

フォニックスを学んだ上で発音の練習をすれば、ネィティブスピーカーのような流暢な発音も夢ではありません。

リスニング精度が上がる

フォニックスで正しい発音を身につけることは、リスニング精度の向上にも繋がります。

「自分が発音できる音=聞き取れる音」と言われており、発音ができる単語が増えるほど聞き取れる英単語も増えていきます。

その結果、リスニングが正しく聞き取りやすくなります。

フォニックスのデメリット

フォニックスは勉強法の1つなので、実践することにデメリットはありません

しかしフォニックスを学ぶにあたって、いくつか注意したいことがあります。

注意すべき内容を理解した上で、フォニックスを学習に取りいれましょう。

フォニックスだけでリスニング力が伸びるというわけではない

フォニックスを学んだ上で、リスニングの実践練習を積む必要があります。また、フォニックスをすればすぐに「英語が聞き取れる!」という風にはなりません。

フォニックスを学ぶことを目的としてはいけない

フォニックスは英語力を向上させるためのツールと捉えるべきです。「フォニックスができるようになる」ことを学習の目的にしてはいけません。

英単語の意味を必ず確認する

正しい読み書き・発音ができても、意味を理解していないと本末転倒です。

英単語の意味を理解し、文章の中で正しく使えることがゴールであることを忘れないようにしてください。

フォニックスを英語学習に取り入れるべき人

フォニックスを英語学習に取り入れるべき人は、下記のような人です。

  • 幼少期の子ども
  • 読み書きや文法は得意だが、自分の話す英語を聞き取ってもらえない人
  • 正しい発音を身につけ、相手に伝わる英語を学びたい人
  • リスニングが苦手な人

冒頭でも触れたように、フォニックスは元々英語圏の子どもが正しい発音を習得するために開発された学習方法です。そのため、フォニックスで幼少期から正しい発音を学ぶと、英語耳が育ちやすいと言われています。

「自分の話す英語を聞き取ってもらえない人」は話す練習が不足している場合が多く、フォニックスで正しい発音を学んでから発音練習をするとよいでしょう。

「相手に伝わる英語を学びたい人」にとってもフォニックスは発音を論理的に学ぶ手法なので、正しい発音が身につき、伝わる英語を話せるようになります。

「リスニングが苦手な人」は「正しい発音を理解していない人」である可能性が高いです。そのため、フォニックスで正しい発音を学ぶのが上達への近道です。

フォニックスの学習方法

それでは、具体的なフォニックスの学習方法について解説していきます。

フォニックスのルール

下記がフォニックスにおけるアルファベットと発音の規則性です。

英単語の最後に「e」がきた場合は発音しません。同じ音が連続した場合は、1つ音を消します。

このほかにも細かなルールや例外が存在するので、もっと詳しく知りたい人は後述するフォニックスの教材を参照してください。

例えば、「dog」という英単語の発音を推測してみましょう。

d=ド(ゥ)、o=オ、g=グ(ゥ)、となるので、「dog」の発音方法は「ド(ゥ)オグ(ゥ)」と推測できます。

少し難易度を上げ、次は「freedom」という英単語の発音を推測していきます。

f=フ(ゥ)、r=(ゥ)ル、e=エ(2つ目のeは音を消す)、d=ド(ゥ)、o=オ、m=(ン)ム、となるので「freedom」の発音は「フ(ゥ)ルエド(ゥ)オ(ン)ム」と推測できます。

日本語読みで発音すると「フリーダム」ですが、フォニックスを意識するだけで一気にネイティブに近い発音になります。

このようにアルファベットと発音の関係性を理解することで、英単語の発音がわかるようになります。

フォニックスを英語学習に取り入れる方法

フォニックスを英語学習に取り入れる際は、まずは短い英文を用意し、先ほどのやり方で音読をしてみましょう。

音読に苦戦する場合は、まずは英語の下に発音を書いてみるのがおすすめです。

慣れてきたら、徐々に英文を長くて複雑なものにしていきます。

これを繰り返していくことで、初めて見る単語がたくさん並んだ英文でもスラスラ読めるようになっていきます。

フォニックスでリスニング力を効果的に伸ばす方法

ここまでフォニックスの効果ややり方を解説してきましたが、フォニックスでリスニング力を伸ばしたい方におすすめの方法を紹介していきます。

まずは初心者向け教材でルールを覚える

多くの人にとってフォニックスは馴染みのない手法なので、いきなり難しい教材でフォニックスをやると挫折に繋がります。

まずはフォニックスのルールを身につけるために、初心者向けの教材に取り組んでみましょう。

CD付き 正しい発音が身につく!書いて覚えるはじめてのフォニックス

この本は、フォニックスの基本的なルールが、イラスト付きオールカラーで分かりやすく解説されています。

「手を動かして覚えることが得意」な日本人の学習法に合わせて、フォニックスの読みを英単語の上に書き込んでいくことで、徐々に正しい発音を身に着けることができます。

フォニックスの細かいルールややり方も説明されていますので、フォニックスをやろうと思ったらまず最初に読むべき1冊です。

書いて覚えるフォニックス英語発音マスター

こちらもフォニックスの基本的なルールが分かりやすく解説されています。

この本の特徴は、所々にQRコードが掲載されており、それを読み取ると音声を聞くことができるという点です。

網羅している基本ルールは先ほどの「正しい発音が身につく!書いて覚えるはじめてのフォニックス」とほとんど同じですが、スマートフォンを使って気軽に勉強したいという人はこちらの教材がおすすめです。

3日に1回程度、フォニックスを英語学習に取り入れる

これまでの英語学習は継続しつつ、3日に1回、30分程度フォニックスによるトレーニングを取り入れてみましょう。

フォニックスを重点的に行うのではなく、普段の学習にプラスアルファで取り入れることが大切です。

最初は上で紹介した初心者向けの教材以外を使う場合は、子供向けの英語絵本など、比較的簡単な英単語が使われているものを教材として使うとよいでしょう。

慣れてきたら、英字新聞など、難しい単語が使われているものを教材にしていきましょう。

知らない単語が出てきたときには、意味と正しい発音の確認を忘れずに行ってください。

フォニックスでリスニング力を伸ばすには、「自分が発音できる音」を増やすことが重要です。

フォニックスのルールを覚えられたら、知らない単語が多い本や問題集を使って積極的にフォニックスを用いて音読してください。

そうすることで、「聞き取れる音」がどんどん増えていき、リスニング力向上が期待できます。

フォニックスはスピーキングとリスニング向上に効果的な勉強法

フォニックスは、アルファベットと発音の規則性を理解することで、初めて見た英単語でも読めるようになるというものです。

フォニックスは、発音とリスニングの両方をレベルアップさせることができるブースターです。

まずは初心者向けの教材から始め、フォニックスの基礎的なルールを身につけましょう。

そして、普段の英語学習にプラスアルファでフォニックスを取り入れることで、リスニングの精度向上が期待できます。

独学での英語学習に壁を感じている人も、フォニックスを取り入れることで打破できるかもしれません。

フォニックスを上手に学習に取り入れて、更なる英語力アップを目指しましょう。

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