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最低限知っておくべき国家公務員総合職2次試験対策

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人事院が発表した2019年度の「国家公務員採用総合職試験(大卒程度)実施状況」によると、1次試験の合格者は申込者約15,500人のうち約15%の、2,300人でした。

1次試験合格は最初の難関ですが、国家公務員総合職試験の1次試験に合格すると、約2週間後には2次試験が実施されます。

この2次試験は、1次試験合格者のうち約50%が合格していますが、言い換えると約50%は不合格になっています。(参考:「平成30年度 国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)実施状況」)

1次試験より合格率は高いものの、2次試験は第2の難関であることは間違いありません。

この記事では、国家総合職試験の2次試験を受けるなら必ず知っておいていただきたい試験概要と対策方法を紹介します。

2次試験を受ける前に、是非対策を始める前にこの記事を読んで参考にしてください。

なお、この記事の試験概要における試験科目などの情報は、大卒程度の文系区分のみに限定して説明します。

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国家公務員総合職2次試験の概要

試験日程

試験日程は毎年人事院が公表する「国家公務員採用 総合職試験(引卒者試験・大卒程度試験)受験案内」に記載されています。ここでは、おおよその日程の例として、2019年度の試験日程を掲載しています。

申し込み受付期間 3月29日(金)9:00~4月8日(月)
第1次試験日 4月28日(日)
第1次試験合格者発表日 5月10日(金)
第2次試験日(筆記) 5月26日(日)
第2次試験日(政策課題討議・人物) 5月28日(火)~6月14日(金)
最終合格者発表日 6月25日(火)

1次試験の合格者発表日が5月10日で、2次試験は約2週間後の5月26日に実施されています。

試験の種類

国家総合職の2次試験では、以下の2つの試験が行われます。

人事院が公表している「国家公務員採用 総合職試験(引卒者試験・大卒程度試験)受験案内」をもとに、試験内容や配点比率について説明します。

試験種目 内容 解答題数、解答時間 配点比率
(1次試験を含めた全体を15とした割合)
専門試験(記述式) 各試験の区分に応じて必要な専門的知識などについての筆記試験
  • (政治・国際、法律、経済区分)3題、4時間
  • (その他の区分)2題、3時間30分
5/15
人物試験 人柄、対人的能力などについての個別面接   3/15

専門試験(記述式)の配点比率は、総合職試験の中で最も高い割合となっています。

専門試験の科目

ここでは、文系区分の専門試験(記述式)で実施される、試験科目を紹介します。

  • 政治・国際区分:次の6科目から3科目を選択 政治学、行政学、憲法、国際関係②、国際法、公共政策②。
  • 法律区分:次の5科目から3科目を選択 憲法、行政法、民法、国際法、公共政策②。
  • 経済区分:必須問題1題 経済理論。選択問題2題 次の3科目から2科目を選択 財政学、経済政策、公共政策②。

国家公務員総合職2次試験の対策

筆記試験

二次試験の対策は、まず試験本番で選択する科目を決めることから始めましょう。

科目を選択する際には、2次の専門試験は、1次の専門試験の学習内容を応用して解答できる場合がほとんどなので、1次試験で重点的に学習した科目を2次試験でも選択することをおすすめします。

選択科目を決めたあとは、知識量を増やすよりも、過去問を解いて問題の形式と文章の書き方に慣れることに注力するのが良いでしょう。

専門試験、政策論文試験ともに、自分が現在身につけている知識を、論理が一貫した文章に落とし込む練習をしましょう。

国家総合職 専門試験 過去問500 2020年度(公務員試験 合格の500シリーズ2)

この問題集は、総合職の専門試験(政治・国際区分、法律区分、経済区分、行政区分)のみが掲載されている過去問題集です。選択式と記述式の両方の問題が載っています。

平成26年度以前の過去問題は、「国家総合職 専門試験 過去問」としてプリント・オン・デマンド(POD)版がリリースされています。政治・国際区分(平成19年版以前は「行政区分」)、法律区分、経済区分を分けて1年ずつ収録されています。

この問題集に掲載されていない過去問も解きたい場合は、これらも活用することができます。

過去問は、問題の傾向をつかむことと、解答の書き方に慣れることに生かしましょう。多くの問題に触れ、答案を書く練習をし、大学の指導経験のある教授やキャリアセンターの方に添削を受けてみるのもいいと思います。

人物試験(面接)

筆記試験に気を取られがちですが、二次試験では同時に人物試験も行われます。

人物試験とは、いわゆる個人面接のことです。人物試験では、学生の評価にあまり差が開きません。評価はA~Eの5段階評価で行われ、ほとんどの学生はAまたはBの評価がつきます

(参照)平成30年度 国家総合職試験(大卒程度)

実際に2018年度の評価を見ても、A 168人、B 134人、C 96人、D 62人、E 該当者なし、となっています。

E評価がつくと、その他の試験の点数に関わらず不合格となってしまいます。基本的なコミュニケーションが取れていればE評価がつくことはありませんが、油断は大敵です。

志望動機をより具体的にしておく、各省庁が実施している政策の特徴を知っておくなどの対策をしましょう。

また、面接対策は1人で進めるのが難しいとよく言われます。面接対策は対人印象を良くする、話す内容をまとめる、などを複合的に行う必要があり、それらを1人で改善していくことは難しいからです。

大学のキャリア支援センターや模擬面接をやってもらえる授業などがあれば、積極的に利用しましょう。

そういった機会がない方や、「自信がないので、何度も模擬面接をやりたい」という方は資格スクールを利用するのも1つの方法です。

国家公務員総合職、教養区分試験対策!試験日程や内容など

面接対策なら資格スクール「伊藤塾」がおすすめ

資格スクールはたくさんありますが、面接対策には伊藤塾がおすすめです。その理由をいくつか紹介します。

丁寧な面接指導、論文添削

伊藤塾では、受験生1人1人にカスタマイズされた面接・論文対策を行っています。

面接対策は最低でも1回以上、合格水準に達するまで、何度でも指導(面接カード添削および模擬面接)を受けることができます。動機の再分析や自己分析を深く行うことで、面接の理論やセオリーを会得することができます。

各省庁への内定者を多数輩出

伊藤塾の特徴は、「公務員」として求められる資質を、カリキュラムと個別指導を通じて養成することです。このカリキュラムに沿って学習を進めることで、試験に合格するだけでなく、内定を勝ち取ることを目指すことができます。

この実績は法律区分試験のため参考程度ですが、伊藤塾のウェブサイトに掲載されている「2018年度国家総合職【法律区分】合格・内定実績」によると、合格者全体における二次試験合格率は一般受験者は47.0%のところ伊藤塾本科生の合格率は81.5%内定率は一般受験者が29.8%のところ伊藤塾本科生の内定率は55.3%(官庁訪問に臨んだ38名のうち、内定獲得21名)でした。

伊藤塾本科生の2次試験の合格率は一般受験者の約1.7倍と高いことがわかります。これは、伊藤塾の最大の強みと言えるでしょう。

『公務員試験』対策なら法律資格・公務員試験専門の受験指導校・伊藤塾!

国家公務員総合職2次試験は時間との勝負!効率よく対策を進めよう

  • 国家公務員総合職2次の専門試験は、本番に選ぶ科目を決めてから対策を始めましょう
  • 人物試験は点差は開きにくいが、油断せずに対策をしましょう

先述したように、総合職の2次試験、特に専門試験(記述式)の配点割合は高くなっています。筆記、人物ともに、万全に対策して試験に臨んでください。

面接対策などが不安であれば、合格実績が豊富な資格スクールを利用することも検討してみてください。

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