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国家公務員総合職、教養区分試験対策!試験日程や内容など

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この記事では、国家公務員総合職(教養区分)試験の概要と対策についてまとめています。

国家公務員総合職 教養区分試験とは

国家総合職の教養区分試験とは、人事院が公表している受験案内によれば、以下のように定義されています。

教養区分は、既存の試験区分以外の専攻分野の学生や外国の大学の卒業者など多様な有為の人材確保に資するよう、企画立案に係る基礎的な能力の検証を重視した試験の区分です。

教養区分は、2012年に新設された試験区分です。その他の法律、政治・国際、経済区分などが4月下旬に行われるのに対し、教養区分の試験は9月下旬に行われます。

民間企業の就活と並行して受験する学生が多いのが、国家公務員総合職 教養区分試験の特徴です。

国家公務員総合職とは?試験の仕組み、難易度、倍率、初任給は?

国家公務員総合職 教養区分試験の日程

受付期間 8月2日(金)9:00~8月26日(月)受信有効
第1次試験 9月29日(日)
第1次試験合格者発表日 10月16日(水)9:00
第2次試験日 11月12日(火)~11月20日(水)のうち、第1次試験合格通知書で指定する連続する2日間
最終合格者発表日 12月6日(金)9:00

参考:人事院 国家公務員試験採用情報NAVI「国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)教養区分

国家公務員総合職 教養区分試験の内容

まず、教養区分の試験内容について説明します。それぞれの問題数、解答時間、配点比率などについてまとめています。

第1次試験

総合論文試験

試験内容 幅広い教養や専門的知識を土台とした総合的な判断力、思考力についての筆記試験
Ⅰ:政策の企画立案の基礎となる教養・哲学的な考え方に関するもの、Ⅱ:具体的な政策課題に関するもの
解答問題数 2題
解答時間 4時間
配点比率 8/28(29%)

基礎能力試験(多岐選択式)

基礎能力試験は、Ⅰ部(知能分野)とⅡ部(知識分野)の2つで構成されています。

試験内容 公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての筆記試験
Ⅰ部:知能分野 文章理解8問、判断・数的推理(資料解釈を含む。)16問
Ⅱ部:知識分野 自然科学10問、人文科学10問、社会科学10問 ※時事含む
解答問題数 Ⅰ部:24題 Ⅱ部:30題
解答時間 Ⅰ部:2時間 Ⅱ部:1時間30分
配点比率 Ⅰ部:3/28(10%) Ⅱ部:2/28(7%)

第2次試験

企画提案試験

企画提案試験は、Ⅰ部(小論文)とⅡ部(プレゼンテーション及び質疑応答)に分かれています。

試験内容 Ⅰ部:課題と資料を与え、解決策を提案させる
Ⅱ部:小論文の内容について試験官に説明、その後質疑応答を受ける
解答問題数 Ⅰ部:24題 Ⅱ部:-
解答時間 Ⅰ部:2時間 Ⅱ部:おおむね1時間程度
配点比率 Ⅰ部:5/28(18%) Ⅱ部:5/28(18%)

政策課題討議試験

試験内容 課題に対するグループ討議によるプレゼンテーション能力やコミュニケーション力などについての試験6人1組のグループを基本として実施
レジュメ作成(20分)→個別発表(1人当たり3分)→グループ討議(45分)→討議を踏まえて考えたことを個別発表(1人当たり2分)
解答時間 おおむね2時間程度
配点比率 4/28(14%)

人物試験(面接)

試験内容 人柄、対人的能力などについての個別面接
配点比率 6/28(21%)

国家公務員総合職 教養区分試験の勉強スケジュール

教養区分試験は、9月末から12月に試験が実施されます。

そのため、大学3年生もしくは4年生の秋に受験することができます。また、筆記試験において、専門試験がなく基礎能力試験のみの実施であることも特徴の1つです。

民間企業の就職活動や、総合職のその他の区分の勉強と並行して受験する学生が多くいます。本格的に教養区分の試験に向けて勉強をしている学生は少ないようです。

民間の就職活動で課されるSPIや、総合職のその他の区分の試験の勉強の傍ら、教養区分を受験するのが一般的です。

国家公務員総合職 教養区分試験の第1次試験対策

国家公務員総合職 教養区分試験の第1次試験で、特に対策すべきは基礎能力試験です。

知能分野の判断・数的推理の問題は、短期間で解けるようになる問題ではありません。解法のパターンを覚えて問題に慣れることが必要です。

そのために、過去問や問題集などで多くの問題に触れておくことをおすすめします。

おすすめの参考書・問題集

国家総合職 教養試験 過去問500 2020年度 (公務員試験 合格の500シリーズ1)

この問題集は、2018年度の試験を含め、近年の過去問500が収録されています。この過去問題集を活用することで試験形式になれることができ、実践力を強化することができます。

数的推理がみるみるわかる! 解法の玉手箱 改訂第2版 (公務員試験)

こちらは、数的推理の問題をわかりやすく解説している参考書です。過去問を解いていて、数的推理が苦手だなと感じた方におすすめの、初学者向けの問題集です。

数学に苦手意識を持つ人へのフォローが充実しており、試験で重要な「時間のかからない解法」を身に着けることができます。

国家公務員総合職 教養区分試験の第2次試験対策

国家公務員総合職 教養区分試験の1次に合格すると、次は2次試験です。

2次試験は、配点比率が高い人物試験(面接)で確実に点数を取ることがポイントです。

人物試験の対策はいろいろあり、面接対策について書かれた書籍も多くありますが、最も手っ取り早く対策ができるのは模擬面接でしょう。

模擬面接をすると、うまく答えられなかった質問から、自己分析や志望動機の深堀が不十分な点が明らかになり、対策をとることができます。さらに、複数回模擬面接を行うことで実際の面接のシーンをイメージしやすくなり、本番で緊張しにくくなります。

模擬面接は、大学の就職課や、公務員試験対策授業の一環で行われている場合もありますが、資格スクールで面接対策をするという方法が一般的です。

ここでは丁寧な面接指導に定評がある、公務員試験に特化した資格スクール「伊藤塾」を紹介します。

公務員試験に特化した資格スクール「伊藤塾」

伊藤塾は、株式会社法学館が運営する資格スクールです。

資格スクールはたくさんありますが、国家公務員総合職 教養区分試験の第2次試験対策には伊藤塾がおすすめです。以下で、おすすめのポイントを紹介します。 

丁寧な面接指導、論文添削

伊藤塾では、受験生1人1人にカスタマイズされた面接・論文対策を行っています。

面接対策は最低でも1回以上、合格水準に達するまで、何度でも指導(面接カード添削および模擬面接)を受けることができます。動機の再分析や自己分析を深く行うことで、面接の理論やセオリーを会得することができます。

各省庁への内定者を多数輩出

伊藤塾の特徴は、「公務員」として求められる資質を、カリキュラムと個別指導を通じて養成することです。このカリキュラムに沿って学習を進めることで、試験に合格するだけでなく、内定を勝ち取ることを目指すことができます。

この実績は法律区分試験のため参考程度ですが、伊藤塾のウェブサイトに掲載されている「2018年度国家総合職【法律区分】合格・内定実績」によると、合格者全体における内定率は29.8%のところ、伊藤塾本科生の内定率は55.3%(官庁訪問に臨んだ38名のうち、内定獲得21名)でした。

学習スタイルが選べる(ウェブ/通学)

伊藤塾の公務員対策講座は、教室へ通う通学スタイルと、ウェブ受講の2つの学習スタイルから選ぶことができます(通学受講の場合はウェブ講義がついてきます)。

ウェブ受講の場合でも担当講師・専任スタッフがつき、インターネットを介して質問や添削指導、面接対策を受けることができます。

『公務員試験』対策なら法律資格・公務員試験専門の受験指導校・伊藤塾!

最低限知っておくべき国家公務員総合職2次試験対策

国家公務員総合職 教養区分試験で合格を目指す

  • 国家公務員総合職 教養区分試験は、試験内容や科目、実施時期など、他の試験区分とは大きく異なる
  • 第1次試験では、解法のパターンを覚える必要がある「判断・数的推理」を重点的に対策しよう
  • 第2次試験では、配点比率の高い人物試験(面接)対策が重要

国家総合職教養区分の試験は、その他の区分とは大きく異なります。また、企画提案試験や政策課題討議試験など、特殊な試験が多くあります。まずは事前に試験内容を確認してから、対策をはじめましょう。

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