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初心者におすすめ!ITパスポート、基本情報技術者検定などIT業界に関わる資格まとめ

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この記事では、IT業界初心者におすすめの資格をまとめて紹介しています。それぞれの資格の受験資格、受験料、合格率などを解説します。

IT業界のなかでも、様々な職種や役職があります。そのため、この記事では初級編、中級編、上級編に分けて紹介しています。当然、上級編の方がより深い知識が必要なため、合格率が低い難しい試験が多いです。

初級編 ITスキルの入門、ITの基礎的内容を扱う資格・試験
中級編 初級より一歩踏み込んだ知識や内容を扱う資格・試験
上級編 職種や目的にそった応用的な知識が身につく資格・試験

初級編!IT初心者におすすめの資格

IT初心者の方は、まず「ITパスポート」と「MOS」から取得するとよいでしょう。

ITパスポートは比較的合格率が高く、初心者でも取り組みやすい内容が中心です。また、試験は随時行われていますので、自分のペースで勉強を開始し、合格を目指すことができます。

MOSは、マイクロソフトオフィス製品のスキルを問う資格です。この資格は、知識をつけるというよりも、勉強していくうちにスキルが身につくというメリットがあります。WordやExcelは様々な企業で使われているので、IT業界以外の方にもおすすめです。

ITパスポート

ITパスポートとは、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格です。情報処理技術者試験の一つとして、IPA(情報処理推進機構)により、試験が行われています。

試験は全国の試験会場で行われており、CBT(Computer Based Testing)方式により随時実施されています。

具体的な出題分野は、ストラテジ系(経営全般)・マネジメント系(IT管理)・テクノロジ系(IT技術)に大別することができます。社会人や学生がITに関わる上で備えておきたい知識が問われます。

ITパスポートに合格すると、幅広いIT知識を取得できるだけでなく、就職や進学にも役立ちます。実際に、企業や省庁の採用などでこの資格が評価対象になっているようです。

受験資格 特になし
受験料 5,700円
合格率 48.8%(社会人:58.5%、学生:37.7%)
試験日程 随時実施

ITパスポートとは?ITや情報処理技術に関連のはじめの一歩に最適

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

MOSとは、マイクロソフトオフィススペシャリストの略であり、エクセルやワードなどの利用スキルを証明できる資格です。株式会社オデッセイコミュニケーションズが試験を運営しています。

試験科目はマイクロソフトオフィス製品である、「Word」・「Excel」・「PowerPoint」・「Access」・「Outlook」の5科目となっており、それぞれ個別の試験として行われます。

「PowerPoint」・「Access」・「Outlook」に関しては、スペシャリストレベル(一般レベル)のみの試験となります。「Word」・「Excel」に関しては、スペシャリストレベルに加えて、エキスパートレベル(上級レベル)の試験もあります。スペシャリストレベルに合格するには、それらを使う上で基本的な操作を理解していることが求められます。

MOSに合格すると、業務でオフィス製品を多く使う企業や職種では、自分のパソコンスキルを客観的に証明することができます。また、対策学習をしていくことでスキルが身につくため、作業効率向上を目指すことができます。

受験資格 特になし
受験料 スペシャリスト:一般価格 10,584円、学割価格 8,424円
エキスパート:一般価格 12,744円,、学割価格 10,584円
合格率 非公開
試験日程 年14回(1・4~12月は月1回、2・3月は月2回)

初級からレベルアップ!IT中級者におすすめの資格

初級者レベルの資格を取得し、「このレベルだとつまらない」「もっと学んでみたい」と感じた方は少しレベルの高い資格に挑戦してみるとよいでしょう。

ここで紹介している「基本情報技術者試験」・「情報セキュリティマネジメント試験」・「IC3」では、より詳しくITの仕組みを知ることができます。ウェブ解析などに興味がある方は、「Google Analytics Individual Qualification」・「ウェブ解析士」がおすすめです。

以下でそれぞれの資格を詳しく解説します。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは、情報処理技術者として一定の知識や技術があることを証明する試験です。

特定の製品や技術に偏ることなく、幅広く情報技術の原理や基礎的な内容が問われます。情報処理技術者試験の一つとして、IPA(情報処理推進機構)により試験が行われています。

試験範囲はITパスポートと同じく、ストラテジ系(経営全般)・マネジメント系(IT管理)・テクノロジ系(IT技術)に大別することができます。しかしITパスポートと比較すると、より幅広い分野が出題されます。実際のプログラムの動きやルールを問う、アルゴリズムやプログラミング言語も出題されます。

合格率は低いですが、基本情報技術者試験に合格するとIT業界のみならず、ITを活用する組織や他業界からも評価される指標になります。また、基本情報技術者はITに関する基礎的な事項を網羅しているので、より上位の試験に臨む前に、土台となる知識を固めることができます。

受験資格 特になし
受験料 5,700円
合格率 22.90%
試験日程 4月・10月

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験とは、組織の情報セキュリティを守るために必要な基本的スキルを認定する試験です。情報処理技術者試験の一つとして、IPA(情報処理推進機構)により試験が行われています。

試験内容は、情報セキュリティの考え方や関連法規、実際の使い方などです。身近な事例をベースにした実践的な問題が出題されます。

情報セキュリティに関する知識を取得することで、組織における情報漏洩のリスクを低め、万が一トラブルが発生しても適切な事後処理をすることができるようになります。そのため、業種や職種を問わず多くの現場でこのような人材が求められていることから、需要が大きい資格と言えるでしょう。

受験資格 特になし
受験料 5,700円
合格率 46.30%
試験日程 4月・10月

IC3(アイシースリー)

IC3(アイシースリー)とは、コンピュータとインターネットに関する知識とスキルを証明する国際資格です。

世界150か国以上で実施されており、世界的なデジタルリテラシー標準として認知されています。株式会社オデッセイコミュニケーションズが試験を運営しています。

試験は「コンピューティング ファンダメンタルズ」・「キー アプリケーションズ」・「リビング オンライン」の3科目で、ITに関する知識やスキルが総合的に問われます。

IC3を合格すると、ソフトウェアなどの操作技能を持っているだけでなく、ITに関する総合的な力を持った人材であることをアピールできます。また、世界共通の国際資格なので、日本だけでなく世界でも通用するスキルです。

受験資格 特になし
受験料 一般価格:1科目 5,400円 3科目一括 14,580円
学割価格:1科目 4,320円 3科目一括 12,960円
合格率 非公開
試験日程 試験会場ごとに異なる

Google Analytics Individual Qualification(GAIQ)

Googleアナリティクスとは、Googleが提供しているウェブページのアクセス解析サービスです。無料で使用でき、多くの企業が導入しています。

Google Analytics Individual Qualification(Google アナリティクス個人認定資格)とは、Googleアナリティクスの習熟度を認定するもので、理解度テストに合格すると付与される資格です。試験では、Googleアナリティクスの機能に関する知識と、その活用法が問われます。

テストに合格すると、Googleアナリティクスに関する基礎的な知識を持っていることになりますので、ウェブ解析に役に立てることができます。

受験資格 特になし
受験料 無料
合格率 非公開
試験日程 インターネット上で任意のタイミングで受験

ウェブ解析士認定試験

ウェブ解析士とは、ウェブマーケティングやウェブ解析の基礎知識を習得し、業務効率化などを行える人材のことを指します。

このウェブ解析士を養成する目的で作られたのが、ウェブ解析士認定試験です。一般社団法人ウェブ解析士協会が試験を運営しています。試験内容はウェブ解析の全体像、効果の計測方法、レポートの作成方法など多岐にわたります。

ウェブ解析士の試験に合格すると、事業の成果を出すためのマインドセットをすることができ、ウェブ解析レポートを作成・理解するための基礎知識を身につけることができます。また、ウェブ解析士協会は解析士の求人を多数保有しています。合格者は求人の紹介を受けることができます。

受験資格 特になし
受験料 17,280円
合格率 64.0%
試験日程 試験会場ごとに異なる

目指す職種ごとにIT知識を深める!上級者におすすめの資格

初級ではITに関する基礎を勉強できるもの、中級では初級で必要な知識をさらに深めるものを紹介してきましたが、ここからは上級者として、目指す職種ごとにおすすめの資格を紹介していきます。

IPAの試験区分では初級で紹介した「基本情報技術者試験」の上に、中級で紹介した「応用情報技術者試験」があり、その上にここで紹介する「ITストラテジスト試験」「システムアーキテクト試験」があります。

どの試験からでも受けることはできますが、「ITストラテジスト」はITコンサルタント向け、「システムアーキテクト」はエンジニア向けとなっています。中級までの知識があると、自分のやりたいことや目指す職種もある程度定まってくるため、目指す職種に応じて順々にステップアップして受験するとよいでしょう

「ウェブ解析士」の上位の立ち位置で、ウェブマーケターを目指す方向けの「上級ウェブ解析士」試験という資格もあります。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験とは、ITエンジニアを目指す方のための試験です。幅広い知識や技術、応用力が必要であり、合格率が低い難しい試験です。基本情報技術者試験の上位に位置し、IPA(情報処理推進機構)により試験が行われています。

応用情報技術者試験に合格すると、専門的なIT知識を活かして経営戦略を理解し、システム設計などの管理を行うことができます。また、より高度なIT知識の証明にもなります。

受験資格 特になし
受験料 5,700円
合格率 23.4%
試験日程 4月・10月

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験とは、経営とITを結びつける知識を認定する試験です。応用技術者試験の上位に位置し、IPA(情報処理推進機構)により試験が行われています。

ITストラテジスト試験に合格すると、企業の経営戦略に基づいてIT技術を活用する知識が取得できるので、事業革新や業務改革の提案をすることができます。ビジネスを成功に導くCIOやCTO、ITコンサルタントを目指す方におすすめの資格です。

受験資格 特になし
受験料 5,700円
合格率 14.3%
試験日程 10月

ITストラテジストとは?難易度や合格率は?上流でのキャリアを目指す人におすすめの資格

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験とは、システム開発の上流工程を主導できるスキルを認定する試験です。応用技術者試験の上位に位置し、IPA(情報処理推進機構)により試験が行われています。

システムアーキテクト試験に合格すると、ITストラテジストから受けた提案を定義し、情報システムに落とし込んで設計することができます。システム全体のグランドデザインを考えるエンジニアを目指す方におすすめの資格です。

受験資格 特になし
受験料 5,700円
合格率 12.6%
試験日程 10月

システムアーキテクトとは?仕事内容、試験の出題内容、合格率や難易度は?

上級ウェブ解析士

上級ウェブ解析士は、ターゲットユーザに基づきデータ分析を行い、具体的なソリューションを立案する人材を認める資格です。ウェブ解析士の上位に位置しており、一般社団法人ウェブ解析士協会が認定しています。

試験を受ける形式ではなく、2日間行われる講座を受け、レポートを提出することによって資格が認められます。

上級ウェブ解析士に合格することで、マーケティングフレームワークやビジネスフレームワークを使い、顧客の経営課題にまで踏み込んだKPIの設計やデータに基づいた根拠のある提案ができるようになります。ウェブ解析士の知識をさらに深めたいウェブマーケターにおすすめの資格です。

受験資格 ウェブ解析士協会正会員・法人会員のウェブ解析士認定者のみ
受験料 86,400円(講座費用)
合格率 非公開
試験日程 試験会場ごとに異なる

IT業界への理解を深め、資格合格を目指そう

  • IT業界初心者には「ITパスポート」や「MOS」
  • 初心者からのステップアップは「基本情報技術者試験」「情報セキュリティマネジメント検定」など
  • エンジニアを目指すなら「応用情報技術者」「システムアーキテクト」、ITコンサルを目指すなら「ITストラテジスト」、ウェブマーケターを目指すなら「上級ウェブ解析士」

ここでは、ITの資格について難易度別に紹介しました。

「ITに興味があるけれど何から勉強すればいいかわからない・・・」という方は、初級編で紹介した比較的難易度の低い試験から挑戦し、より興味がある分野を勉強していくのがよいでしょう。

自分の現状と目指すべき方向・レベルを考慮した上で適した資格を選択し、合格を目指してみてはいかがでしょうか。

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