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英語教育に関わる・関わりたい人におすすめの資格一覧

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この記事では、英語教育に関わる資格や試験についてまとめています。それぞれの資格・試験の受験料、レベル(級)、内容などを解説しています。

英語教育に関わる・関わりたい人におすすめの資格一覧

TESOL

TESOLとは、Teaching English to Speakers of Other Languagesの略で、英語以外の言語を話す人に英語を教えるための教授法のことです。英語教師を目指す人、英語教師としてキャリアアップを目指す人を対象とし、英語学習の理論や英語教授方法などを学びます。

TESOLに基づいた資格は語学学校などで比較的簡単に取れるcertificate(証明書)コースと、大学院などで長い時間をかけて学ぶdegree(学位)コースがあります。

TESOL certificateコース

レベルと内容 TESOLの中で1番簡単に取得できる。高校卒業程度のレベルが対象。国際的に認められる資格の取得には100時間以上が必要。
受験料 オンラインなら3~15万円、通学なら12~30万円
実施団体 語学学校、専門学校、大学など

TESOL degreeコース

レベルと内容 1年から2年かけて学ぶ学位レベルのTESOLの資格。大学卒業程度もしくは教育経験のある人が対象。
受験資格 修士で学ぶ場合、大卒資格、英語力などに加え、英語教員としての経験が求められる場合がある。
受験料 国内で学ぶ場合150~250万円、海外で学ぶ場合250万~350万円
実施団体 国内の大学院や海外の大学院

CELTA・DELTA

CELTA・DELTA(Certificate/Diploma in English Language Teaching to Adults)はケンブリッジ大学英語検定機構に正式に認定されている、国際的に広く知られている英語教育の資格です。教える対象は成人となっています。

CELTAが初級者向けの資格、DELTAが上級者向けの資格です。この2つの資格もTESOLと同様に、専門学校や語学学校に通って取得する形の資格となっています。

CELTA

レベルと内容 教授経験のない人向けの初級資格。120時間(フルタイムで4週間程度)で取得可能。実際に教える練習やレポートなどが課される。
受験資格 18歳以上。ネイティブレベルの英語話者対象(TOEFL100もしくはIELTS7.0程度)
受験料 25万円程度
実施団体 国内・海外の語学学校など

DELTA

レベルと内容 大学院修士号と同等レベルの上級資格。3つのモジュールに分かれ、それぞれ試験やレポートが課される。
受験資格 CELTAの受験資格に加え、最低でも1年以上の英語教師としての実務経験が必要。
受験料 50万円程度
実施団体 海外の語学学校など

TOEIC

TOEICは、英語コミュニケーション能力を測る世界共通の試験です。TOEICのスコアは、就職やキャリアアップの際の選考の基準として利用されることが多いです。

TOEICはListening&Readingのテストと、Speaking&Writingのテストに分かれています。合否ではなくスコアで実力が表されます。

有効期間 なし(認定証の発行は2年以内)
試験日 年10回実施
受験料 5,725円
実施団体 ETS、IIBC

英検(実用英語技能検定)

英検は実用英語技能検定の略で、日本最大級の英語検定試験です。5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7つのグレードに分かれていて、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能を測定します。それぞれ合格不合格で結果が判定されます。

レベルと内容
  • 5級 中学初級程度。身近な話題が出題される。
  • 4級 中学中級程度。読解問題が加わる。
  • 3級 中学卒業程度。面接試験が加わる。
  • 準2級 高校中級程度。長文の穴埋め問題が加わる。
  • 2級 高校卒業程度。ライティングが加わる。
  • 準1級 大学中級程度。ライティングはエッセイ形式になる。
  • 1級 大学上級程度。2分間のスピーチが加わる。
試験日 年3回(6・10・1月)
受験料 3,000円~9.500円(級ごとに異なる)
実施団体 公益社団法人日本英語検定協会

児童英語インストラクター資格

児童英語インストラクター資格は、小学校の英語講師や児童英語教師になりたい人を対象とした資格です。この資格を取るには、キャリアカレッジジャパンの通信講座を受講したうえで、日本能力開発推進協会の試験を合格する必要があります。

レベルと内容 英語指導、レッスンについての基礎知識が問われる。
試験日 随時
受験資格 キャリアカレッジジャパンの「児童英語インストラクター資格取得講座」を受講していること。
受験料 5,600円(講座受講料55,000円)
実施団体 日本能力開発推進協会

小学校英語指導者資格

小学校英語指導者資格は、小学校の英語教育を行う上で十分な能力があることを証明する資格で、NPO法人のJ‐SHINE(小学校英語指導者認定協議会)が認定しています。

小学校英語指導者資格を取るには、J-SHINEの認定を受けた団体の「指導者養成講座」を修了し、団体から推薦を受ける必要があります。また、指導時間50時間以上の実務経験が必要になります。

有効期限 4年間
受験資格 「指導者養成講座」の修了、団体の推薦、50時間以上の経験
受験料 6,000円
実施団体 J‐SHINE(小学校英語指導者認定協議会)

幼保英検(幼児教育・保育英語検定)

幼保英検は、グローバル化に対応できる幼稚園教諭や保育士として、乳幼児の保育に必要な英語力が身についていることを証明する資格です。

レベルは全部で5段階(4級、3級、2級、準1級、1級)に分かれています。問題は幼稚園や保育園で想定される場面(登園、遊び、お昼寝、お迎え)から出題されます。

レベルと内容
  • 4級 中学初級~中級程度。リーディングのみの出題。
  • 3級 レベルと内容:中学卒業程度。リーディングとリスニング。
  • 2級 高校中級~卒業程度。リーディングとリスニング。
  • 準1級 大学中級程度。1次試験はリーディング・リスニング・ライティング、2次試験はスピーキング。
  • 1級 大学上級程度。1次試験はリーディング・リスニング・ライティング、2次試験はスピーキング。
試験日 年3回(7・11・2月)
受験料 3,500円~6,500円(級ごとに異なる)
実施団体 幼児教育・保育英語検定協会

英語リトミック講師資格

英語リトミック講師資格は、NPO法人日本こども教育センターが認定する、音楽を使って英語を学ぶ「英語リトミック」の能力を認める資格です。資格取得には、英語リトミックに関する講座を受講する必要があります。

受験資格 ピアノ力と英語力が必要。
試験日 月1.2回
受験料 約40万円
実施団体 NPO法人日本こども教育センター

小学校・中学校・高等学校教諭普通免許状

普通免許状は、教員になるにあたって必要な免許のことです。

免許状には、大学院で取得できる専修免許状、大学で取得できる一種免許状、短期大学で取得できる二種免許状があります。

免許状を取得するには、大学で教職課程を履修する必要があります。その際には、自分の取得を希望する教員の免許(小学校の免許、中学校英語の免許など)が取得できる大学・学科を選ぶ必要があります。また、通信教育や大学の科目履修生制度などで免許を取ることもできます。

教職課程には、英語学などの教科に関する科目と生徒指導論など教職に関する科目に加え、介護等体験、教育実習が含まれます。

小学校・中学校・高等学校教員採用試験

教員になるには、免許状を取得したうえで、教員採用試験を受けて合格する必要があります

教員採用試験は、公立の場合各都道府県や指定都市の教育委員会ごとに異なり、私立の場合は学校ごとに異なります。

教員採用試験は、教育法や教育心理学などの教職教養、数学や社会などから幅広く出題される一般教養、英語の専門性を問う専門教養、教育テーマについて問われる論文、集団もしくは個人での面接、実際に授業を行う模擬授業、リスニングや英会話などの実技などがあります。

小学校教員資格認定試験

小学校教員資格認定試験は、大学の教職課程を受けたかどうかに関わらず、教員としての資質・能力を身に付けた人を対象に教員免許を与えるための試験です。合格した人には小学校の二種免許状が交付されます。

試験は1次試験、2次試験、指導の実践に関する事項に関する試験の3つです。

1次試験はマークシート式記述試験で、小学校の10教科から6教科を選択して問題に解答します。

2次試験は1教科を選択して受ける論述式記述試験と、音楽・図工・体育の実技試験、口述試験です。指導の実践に関する事項に関する試験は、授業観察、指導案等作成、討論等が実施されます。

試験スケジュールは、5・6月に出願、8・9月に1次試験、10月に2次試験、11月に指導の実践に関する事項に関する試験、1月に合格発表となっています。

まとめ

  • 英語教育に関する国際的な資格は主にTESOLとCELTA/DELTA
  • TOEIC、英検は国内での知名度が高く、英語力の証明になる
  • 教育機関で英語教師として働きたい場合は、教員免許も併せて必要

ここでは、英語教育に関する資格を幅広くご紹介しました。

英語教育に関する資格の中でも、英語教師のキャリアップにおすすめのもの、英語教師になりたい方が取得するべきもの、英語力を証明できるものなど様々な資格や試験がありますが、キャリアプランに合わせて取得を目指していくのがおすすめです。

難易度が高く、資格取得に時間やお金がかかる資格もありますので、年齢なども踏まえて学習プランをたてるとよいでしょう。

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