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TOEFLのリーディング対策のまとめ!問題の傾向や出題形式、問われる力は

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この記事は、TOEFLリーディングについての記事です。

TOEFLリーディングではどのような問題が出るのか、どのような対策をしていくべきかについて解説します。

初めてTOEFLを受験する人、TOEFLリーディングで思うように点数が取れない人におすすめの記事です。

TOEFLリーディングの出題分野

TOEFLのリーディングセクションでは、大学レベルのテキストやパッセージを読む力を測定します。全体で3つないし4つの文章が出題されます。

一つの文章につき12から14つの問題があり、すべての質問に60分または80分以内に回答しなければなりません。

リーディングの文章は、各テーマの入門レベルの大学の教科書などから引用されており、様々な分野にわたって広範囲から出題されます。

文学、芸術、歴史などの人文科学分野、政治や経済などの社会科学分野、化学や生物などの自然科学分野などのテーマが例として挙げられます。

6種類の問題

TOEFLリーディングの問題は、大きく分けて6種類あります。

6種類の問題それぞれについて解説していきます。

内容一致・不一致問題

文章の内容に沿って、4つの選択肢の中から一つの正解、もしくは不正解の選択肢を選ぶのが内容一致・不一致問題です。文章で示されている内容をきちんと認識できているかが問われています。

  • 内容一致問題の例:According to the paragragh, which of the following is true?
  • 内容不一致問題の例:The author mentions all of the following EXCEPT…

ヒント:内容一致問題を解く上で気をつけたいのは、文章内で出てきた単語や語句が含まれるからと言って、それが正解とは限らないという点です。その選択肢が正しいかどうか一つ一つきちんと検討しましょう。

また内容不一致問題を解くうえで気を付けたいのは、答えは必ず、文章の内容と矛盾しているもの、もしくは文章に書かれていないもの、のどちらかになるということです。

推論問題・意図問題

文章にはっきりとは書かれていない考えや情報を推測する力を問う問題が推論問題です。

また意図問題も、はっきりと書かれていないものを推測するという点で同様で、筆者がなぜその情報を提示したのか、その意図が問われます。

  • 推論問題の例:Which of the following can be inferred from paragraph 1 about X?
  • 意図問題の例:Why does the author mention X?

ヒント:もし即座に答えが出せない場合には消去法を使うと良いでしょう。

語彙問題

文章内で使われている語句や言い回しについて理解できているか問う問題が語彙問題です。

  • 語彙問題の例:The word ""X"" in the passage is closest in meaning to…

語彙力の増強を常に行い、正確な単語の意味を知って入れば得点源にしやすい問題とも言えます。

言い換え問題

文章内の文と同じ意味の文を選ぶ問題が言い換え問題です。この問題は、文章内の情報の関係を理解できているかが問われています。

  • 言い換え問題の例:Which of the sentences below best expresses the essential information in the following sentence? Incorrect choices change the meaning in important ways or leave out essential information.

ヒント:正解となる選択肢は、重要な情報をシンプルに言い換えているため、重要なポイントは含まれていますが、さほど重要でない情報は省かれている可能性があります。

文章挿入問題

提示される一文を、文章中の4か所のどこに入れるか問う問題が文章挿入問題です。この問題では、文章内での筆者の考えの論理的順序を理解できているかが問われます。

  • 文章挿入問題の例:Where would the sentence best fit? (4つの黒い四角の中から一つを選択します)

ヒント:that,it,theyのような代名詞が何を指すかを確認することが重要です。文章内のどの語句が代名詞に対応しているのか考えることがヒントになります。

要約問題・表埋め問題

6つの選択肢の中から、文章内の重要な情報を示す3つの選択肢を選ぶ問題が要約問題です。

要約問題では、文章の重要な考えについて理解できているか、文章内での情報の相対的な重要度について認識できているかどうかが問われます。

3つの間違った選択肢では、情報を誤読しているか、重要でないポイントについて議論しています。解答する際は、選択肢をドラッグし選んだ場所に移動させます。3つとも正解したら2点、2つ正解で1点、それ以下は0点となっています。

表埋め問題もほぼ同様の問題ですが、要約問題との違いは、3つの正解を選ぶ代わりに選択肢を二つもしくは三つのカテゴリーに分ける点にあります。

  • 要約問題・穴埋め問題の例:Drag your choices to the spaces where they belong.

ヒント:文章を読む際に、アウトラインを作ることが大事です。

土台となるリーディング力を伸ばす方法

ここからは、TOEFLリーディングの対策方法について解説していきます。

まず初めに、土台となるリーディング力を伸ばす方法についてです。

一番シンプルかつ王道の方法は、

  1. 語彙力の増強
  2. 文章の構造把握の練習
  3. アカデミックな文体で書いてある文章の多読

です。

単語力と文構造を読み取る力に加え、大学の教科書や他の教材を使って自然科学や社会科学、人文科学など幅広い分野の文章を読むことで、リーディング力の土台が身に付きます。

TOEFLリーディング対策用教材

TOEFLリーディングの対策のための教材として、今回は最も重要な「単語」と「多読」の二つに絞って紹介したいと思います。

土台・基礎となる単語をしっかりと身に付けたうえで、多くの文章を読むことで着実なスコアアップにつながります。

あまり多くの教材に手を出すのではなく、一つ一つの教材を完璧に出来るようにしましょう。

単語・語彙力の増強

TOEFLリーディングに必要な単語力を身に付けるための教材として、「TOEFL TEST 英単語3800」があります。

この教材はTOEFL対策のための単語集として大変人気があります。

TOEFLに必要な3800の単語を掲載しており、難易度に応じてランク1~4に分かれています。

ランク1が61点以上を目指すための956語、ランク2が80点以上を目指すための882語、ランク3が100点以上を目指すための1024語、ランク4が105点以上を目指すための938語となっています。

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多読

TOEFLリーディング対策のための多読をするための教材として、「The Official Guide to the TOEFL Test with DVD-ROM, Fifth Edition」があります。

この教材はTOEFLの制作者であるETSが出している公式対策本で、リーディングだけでなくリスニング、スピーキング、ライティングの対策もすることができます。

リーディングセクションのみの例題6問と、全体を通した模擬問題4問が含まれており、全部で10問のリーディング問題に取り組むことができ、制作者による解答・解説もついています。

またCD-ROMも付いているので、本番形式と同じインターネット上でのリーディングの対策もできます。

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TOEFLリーディングで問われる三つの力とその対策

TOEFLリーディングは、次の3つの能力を受験者に問うています。

  1. 情報を見つけるために読む力
  2. 基本的な理解をするために読む力
  3. 学ぶために読む力

です。上記の能力別に、対策方法を紹介していきます。

情報を見つけるために読む力

情報を見つけるために読む力の対策として、次のようなものが挙げられます。

  • 文章を素早く読みカギとなる情報を見つける練習:速読の中で、日付や数字、期間など重要な情報を把握する練習をします。
  • 同じ意味を持つ語句を探す練習:文章を読み、同じ意味を持つ語句に同じ色で印をつけます。その上で、似た意味で使われている語句があるかどうかを探します。

基本的な理解をするために読む力

基本的な理解をするために読む力の対策として、次のようなものが挙げられます。

  • 文章を素早く読み主要な考えをとらえる練習:文章を読む際に、まず文章の最初と最後の段落全体と、各段落の最初の一文だけ読んで意味をつかみます。
  • 文章を素早く読んだ後重要な点をまとめる練習:文章を素早く一読した後、もう一度注意深く読み、重要な考え、ポイント、事実を書き起こします。
  • 分からない単語を推測する練習:いくつかの馴染みのない単語を選び、周りの文脈から意味を推測します。そのうえでその単語を辞書で調べ、意味を確認します。
  • 代名詞が指すものを読み取る練習:he,him,they,itなどのすべての代名詞に下線を引きます。そのうえでそれらの代名詞が指し示す語句を文章中から探し出します。
  • パラフレーズ(言い換え)の練習:文章中の一文を、意味が変わらないよう言い換える(書き換える)練習をします。慣れてきたら、段落全体を言い換える練習をします。

学ぶために読む力

学ぶために読む力の対策として、次のようなものが挙げられます。

  • 文章の種類を把握する練習:文章を読んだ後、その文章の種類を特定します。(原因と結果、比較、分類、問題と解決法、説明、物語などの文章の種類があります。)
  • 文章の情報を整理する練習:文章の主要な考えと、それをサポートする部分のリストを作ります。分類型の文章の場合、図を作り文章から得られる情報を分類します。図やリストなどを使いながら、その文章の要約を作成する練習をします。

上記のような能力を高めていくことがTOEFLのリーディングセクションのスコアアップにつながります。

文章で考えると難しく感じますが、OfficialGuideをやりこんで問題形式になれることがまず重要です。

まとめ

今回の記事では、TOEFLリーディングに焦点を当てて、問題の形式や対策方法について紹介しました。

語彙力の強化と多読を中心に対策を行い、問題形式に慣れていくことがスコアアップへの近道でしょう。

すべての問題の対策を完璧にこなすことは難しいかもしれませんが、まずは自分が弱いと思う部分や簡単にできると思った対策方法を試してみてください。

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