英語

TOEFLのリスニング対策まとめ、出題分野や問題の種類などを解説

更新日:

この記事は、TOEFLリスニングについての記事です.TOEFLリスニングの問題形式、対策方法などについて詳しく解説しています。

TOEFLをこれから受験しようと考えている方、リスニングで思うように点数が取れない方におすすめの記事です。

TOEFLリスニングの出題分野

TOEFLリスニングは、講義と会話の2種類の問題で構成されています。

60-90分の間に、講義問題を4-6題、会話問題を2-3題解きます。講義問題は1題につき3-5分、問題数は6問となっています。

会話問題は1題につき約3分、問題数は5問となっています。スコアは0-30点です。

TOEFLリスニングの問題は、教室で起こる会話や講義を想定して作られています。講義問題は、教授が話し続けるレクチャー型のものと、教授と生徒のディスカッション型のものの二つがあります。

会話問題は、教授やティーチングアシスタントとのオフィスでの会話のものや、大学職員とのサービスカウンターでの会話のものなどがあります。

オフィスでの会話は学問に関するものや授業履修の条件に関するものがあり、サービスカウンターでの会話は寮費の支払いや授業への登録に関するものなどがあります。

TOEFLリスニング7種類の問題

TOEFLリスニングには、全部で7種類の問題があります。それぞれについて解説していきます。

要点問題(内容・目的)

リスニング問題の最初に登場するのが、要点に関する問題です。意見に関する要点問題では、講義や会話の重要なトピックや意見について問われます。目的に関する要点問題では、講義や会話自体の目的について問われます。要点問題では、次のようなフレーズが使われます。

  • Mainly about
  • Mainly discussing
  • Why does the student...?
  • What is the main purpose…?

要約問題は4つの選択肢の中から1つの答えを選ぶものが多いですが、講義や会話が2つの主要な意見を持つ場合、4つの中から2つの答えを選ぶことになります。

内容問題

内容に関する問題では、講義や会話内での具体的内容について覚えているかが問われます。内容に関する問題は次のようなフレーズを含みます。

  • According to
  • What is...?

細部に関する質問とは言え、問われるのは重要な内容ばかりです。年代の暗記など、些細な内容について問われることはありません。また問題に関する答えは、講義もしくは会話内で明確に示されています。

意図問題

意図に関する問題では、文脈の中での発言の本当の意味について捉えられるかどうかが問われています。意図に関する問題は次のようなフレーズを含みます。

  • What does the professor mean when he says…?
  • Why does the student say …?

発言は状況によって異なる意味を持つため、表面上の意味と本当の意味は異なることがあります。そこを読み取れるかどうかが問われています。"

態度問題

態度に関する問題では、話し手の態度や感情について理解できているかが問われます。態度に関する問題では次のようなフレーズを含みます。

  • What is the professor's attitude?
  • What does the student think about…?
  • What can be inferred…?

話し手の態度を特定するためには、 "What I think..." や "It seems to me…"などのフレーズを聞き取り、話し手の意見がどの程度強固なものか、話す事実にどの程度自信があるのかについて推測する必要があります。

また話し手の声の調子にも気を付ける必要があります。

構造問題

構造に関する問題では、講義の構造について理解できているかが問われます。構造に関する問題は次のようなフレーズを含みます。

  • Why does the professor mention…?
  • Why does the professor discuss…?

構造に関する問題ではよく講義中の具体例について聞かれるので、具体例に注目して聞き、なぜ話し手がその例を使うのか考えることが大切です。"

内容をつなげる問題

内容をつなげる問題では、講義内の意見の関係性について理解できているかが問われます。内容をつなげる問題にはいくつか種類があり、表を埋める形式のもの、文章の異なる部分の情報をまとめる形式のものなどがあります。内容をつなげる問題は次のようなフレーズを含みます。

  • Fill in a table or chart…
  • What is the likely outcome…?

内容をつなげる問題の対策として、リスニング練習の際に、発言ごとに音声を止めその発言を要約し、次に何を言うか予測する、といったものがあります。

推論問題

推論に関する問題では、講義や会話内で直接表現されていないことの意味を理解できているかが問われます。推論に関する問題は、次のようなフレーズを含みます。

  • What are the implications of …?
  • What does the professor imply…?
  • What can be inferred…?

推論問題を解く際には、話し手の言葉に注目して、それがポジティブな意味なのかネガティブな意味なのかを考えましょう。また話し手が直接的な言い回しを使わない時に、暗示しているものがポジティブなものかネガティブなものかを推測しましょう。

土台となるリスニング力をつけるには

英語を頻繁に聞き、広い分野の学術的な文章を読むことは、語彙を増やしリスニング力をアップさせる良い方法です。

また映画を見たりラジオを聞くことはリスニングスキルをつけるのにとても良い機会になります。インターネット上の教材を利用するのも一手でしょう。このように様々な教材の様々なトピックを利用してリスニングの練習をすると良いでしょう。

TOEFLリスニング対策用教材と勉強法

TOEFLリスニング対策で一番重要なのは、できるだけ多く英語を聞くこと(多聴)です。多聴のための教材二つと、その利用方法について紹介します。

リスニング対策のための教材として、「The Official Guide to the TOEFL®」と「TED」の二つをお勧めします。

一つ目は、TOEFLの制作者であるETSが作成している公式問題集です。リスニングだけでなく、リーディングやスピーキング、ライティングの対策をすることもできます。

リスニングセクションのみの問題が5題と、すべてのセクションの問題を含めた模擬問題4題の、計9題に取り組むことができます。

二つ目のTEDは、世界中の人の英語のプレゼンテーションを無料で聞けるインターネットサイトです。

英語と日本語のスクリプトが用意されているので、内容をしっかりと理解しながらリスニング対策が出来ます。スマートフォンのアプリも提供されているので、外出先や移動中などでもリスニング対策を行うことが出来ます。

The Official Guide to the TOEFL Test with DVD-Rom, Fifth Edition OFF GT THE TOEFL TEST W/DVD-RO [ Educational Testing Service ]

created by Rinker
¥6,336 (2019/11/20 13:55:36時点 楽天市場調べ-詳細)

ディクテーションとシャドーイング

上に挙げたような教材を使ってリスニング対策をするときに、同時にやってほしいことが二つあります。それは、ディクテーションとシャドーイングです。

ディクテーションとは、聞こえてきた英語を書き取ることです。

音声を数回聞いて、その音声を書き取り、スクリプトと照らし合わせて答えを確認します。ディクテーションをすることで、自分が聞き取れない部分を把握することができます。

シャドーイングとは、英語を聞きながら真似して音読することです。

流れてくる音声のすぐ後に続いて自分で発声する練習をします。シャドーイングをすることで、ネイティブの英語のスピードやリズムに慣れることができます。

TOEFLリスニングで必要な力とその対策

TOEFLリスニングでは、基本的な内容を理解する力に加え、実用的に理解する力と、情報をつなげまとめる力の二つが求められます。

それぞれの力をつけるための勉強方法を紹介します。

実用的に話の内容を理解する力

  • 英語を聞き取る際に、以下のことに取り組みましょう。
  • 話し手が何を成し遂げたいか考える。講義や会話の目的は何か考える。
  • それぞれの話し手のスタイルに気をつける。言葉が丁寧かくだけているか、落ち着いているか感情的か、声の調子を意識する。
  • 話し手の自信の程度を聞き取る。どのくらい情報に自信を持っているか、声の調子がどの程度の自信を表しているかを意識する。
  • 話し手が自分の意図を伝えるためにどこを強調しているか聞き取る。
  • 話題の変化を聞き取る。
  • 意見の反復や言い換えを聞き取る。話し手がどのように要点を強化しているかを意識する。

情報をつなげまとめる力

  • 英語を聞き取る際に、以下のことに取り組みましょう。
  • 聞いているものがどのように構成されているか考える。導入、要点、例、結論を示す言葉に注意する。
  • 意見の間の関係を特定する。理由なのか、逆接なのか、順接なのかを判断する。
  • 話し手がどのように意見を導入し、まとめているかを聞き取る。
  • 次にどのような意見や情報が示されるか予想する。
  • 音声を止めて、今まで聞いた部分をまとめる。
  • 二人の話し手の意見を比較する。どちらの話し手が賛成でどちらの話し手が反対なのかを考える。またそれぞれの立場を表すためにどのような言葉を使っているかを聞き取る。

まとめ

今回の記事ではTOEFLリスニングに焦点を当てて、問題の形式や対策法について紹介しました。リスニングはTOEFLの中でも対策が難しい分野だと言われていますが、記事を参考に対策を行ってみてください。

-英語
-, ,

Copyright© LearnUP , 2019 All Rights Reserved.