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TOEFLを初めて受験する場合の申し込みから当日の心構え、対策などのまとめ

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この記事はTOEFLを初めて受験する方に向けて、受験の申し込み方法、費用、試験当日の流れ、試験前日と当日にすべきこと、各セクションの傾向、受験結果の返却などについてまとめています。

TOEFLを初めて受験する方、TOEFLになじみのない方におすすめの記事です。

TOEFL試験の申込方法と費用

TOEFL試験は世界各地で年間50回以上実施されています。

1回の受験にかかる費用は235USドルで、日本円で約26000円です。

日本でも各地方に受験会場が用意されているので、まずは受験する場所と日付を決定します。テスト日の三か月前には登録することが推奨されています。

申し込みの前に、TOEFLのMy Home Pageに登録する必要があります。

My Home Pageでは、テストの申し込みやスコアの確認などを行うことができます。

申し込みの方法は全部で3種類あります。

1つ目はオンライン登録で、24時間365日いつでも登録することができます。テスト日の7日前に通常の申し込みは締め切られます。40USドル(日本円で約4400円)追加で支払う必要がある直前登録は、4日前までとなっています。

2つ目は電話登録で、TOEFLの地区登録センターに電話をして登録します。こちらも通常の登録はテストの7日前に締め切られます。40USドル加算される直前登録は、テスト日直前の営業日の現地時間午後5時までとなっています。

3つ目は郵送登録で、登録フォームをダウンロード・記入し、受験料と共に地区登録センターに郵送します。フォームは試験の4週間前必着となっています。

どの申し込みにもパスポート、運転免許証などの有効期限内の身分証明書が必要となります。

申し込みから試験前日までにすべきこと

申し込みが終わったら試験対策をしましょう。

テスト日の8週間以上前から対策をすることをおすすめします。

まずは一通り試験問題を解き、問題形式やレベルを把握しておくとよいでしょう。

TOEFL試験は、TOEICなどと比べて、難易度が高いです。対策をまったくせずに初めて受験する場合、まったく力を発揮出来ないこともありえます。

スピーキングやライティングなどの比較的なじみがない試験があるのに加え、リスニングやリーディングでも海外大学レベルの問題が出題されます。

そのため、土台となる基礎力がないと良いスコアを取るのは難しいでしょう。

自分の英語力に自信がない方は、まずは基礎的な単語の勉強などから始めることをお勧めします。その上でTOEFLに特化した対策に移行するのが良いでしょう。

TOEFLを制作しているETSは、無料のコンテンツから公式ガイドブックまで、様々な対策用の教材を用意しています。対策をする中でこれらの教材を利用するのも一手でしょう。

普段からなるべく英語に触れる機会を設け、読む・書く・聞く・話すの練習をすると良いでしょう。

また試験はコンピューター上で行われるため、ディスプレイの文字を読む練習やタイピングでライティングをする練習などで、試験形式に慣れておくと当日慌てずに済みます。

また受験前日までに、TOEFLホームページ上で公開されているBulletinとよばれる受験要綱を読んでおく必要があります。

TOEFLの受験費用は安くはありません。受験費用を無駄にしないためにも、目標スコアに到達出来る準備が必要です。

試験前日にすべきこと

試験前日までに、オンラインのTOEFLアカウントに入り、登録されている自分の試験情報やテストセンターの場所の変更をチェックしましょう。

加えてMy Home Pageのticket confirmationを印刷しておく必要があります。

またテストセンターまでの行き方を調べておきましょう。テストセンターは全国各地にあります。

同じ県内でも様々なエリアに分布しており、例えば東京では、八王子、御茶ノ水、新宿などがあります。

使用される会場としては、駅の近くのテストセンターに加え、大学の教室が利用されることもあります。

試験は朝早くから行われ、試験時間は4時間と長時間に渡ります。

当日に集中力を保って試験を受けられるよう、またきちんと朝起きられるよう、前日の夜は早めに布団に入り、しっかりと睡眠をとっておきましょう。

試験当日にすべきこと

試験当日は、必ず身分証明書、印刷したticket confirmationを忘れずに持っていきましょう。

これらを忘れると受験できない場合があります。また会場の環境・温度に合わせられるような適当な服装で行きましょう。

試験時間は4時間と長時間のため、テスト中に頭が働くように朝食をしっかりとっておくと良いでしょう。また交通機関の遅延など不測の事態に備えて30分ほど余裕をもって会場に着けるといいでしょう。

試験当日の流れ

開始時間の30分前には会場に到着しましょう。

試験が始まる前に、写真の撮影と誓約書へのサインをします。

撮影とサインが終わった人から試験会場に入室し、試験を受け始めます。

試験会場に入る際に持ち込めるのは身分証明書のみです。他の持ち物は別室で保管します。試験会場に入ると鉛筆とメモ用紙が配布され、決められた席に着いて試験を受けます。

試験は全てコンピューター上で行われます。

まず初めにマイクの音声チェックのため、マイクに向かって話す必要があります。内容は「あなたが住んでいる場所について」ですが、ボリュームを調整するだけなので、話す内容は何でもかまいません。初受験の場合この調整にもとまどうかもしれませんが、同じ言葉をリピートするだけで大丈夫です。

リーディングとリスニング試験が終わった後10分間の休憩があり、その後スピーキングとライティングの試験を受けます。

食事をとりたい人は、10分間の休憩中に試験会場の外で取ることができます。テストは受付が終わった受験生から始めるため、開始時間も終了時間もバラバラです。

そのため自分のリスニングの時間に他の受験生のスピーキングの時間がかぶる可能性も十分に考えられます。すべての試験が終わった受験生はペンとメモ用紙を返却し、荷物を持って退室します。

パートごとの傾向

リーディングセクション

リーディングセクションは、60分から80分で3つか4つの文章に回答します。

一つの文章につき12から14つの問題があります。

TOEFLリーディングの文章は、大学の教科書から多種多様なテーマで出題されます。文学、芸術、歴史などの人文科学分野、政治や経済などの社会科学分野、化学や生物などの自然科学分野などのテーマが出題されます。

文章のテーマについて知らなくても、文章中に必要な情報は提示されています。

問題形式は、内容一致問題、推論問題、語彙問題、言い換え問題、文章挿入問題、要約問題などからなっています。

リーディングセクションでは、様々な分野のアカデミックな文章を定期的に読むことが一番の対策になります。

大学の教科書や教材、インターネットなどを利用して、できるだけ多くの文章を読むことで、リーディングのスキルが身に付きます。

リスニングセクション

リスニングセクションは、60分から90分で、4から6題の講義の設問と、2から3題の会話の設問に回答します。

講義問題は一題につき6つの設問、会話問題は一題につき5つの設問があります。テスト中はメモを取ることが出来ます。

TOEFLリスニングの問題は、教室で起こる会話や講義を想定して作られています。

例えば学問に関する教授の講義の問題や、大学職員との授業履修に関する会話の問題などが出題されます。

問題形式は、要点に関する問題、細部に関する問題、文の意味に関する問題、話し手の態度に関する問題、講義の構造に関する問題、内容をつなげる問題などからなっています。

頻繁に英語を聞き、様々な分野のアカデミックな教材を読むことが、リスニングセクションの対策になります。

英語の映画やテレビ、ラジオを聞くことがリスニングスキルの向上につながります。図書館や大学、インターネット上の、記録に残っている講義やプレゼンテーションを聞くことも良い対策になります。

スピーキングセクション

スピーキングセクションは約20分で、2種類の形式があり、全部で6つの設問に回答します。

一つ目の形式は独立型課題で、1・2問目が該当します。二つ目の形式は統合型課題で、残りの4問が該当します。

TOEFLスピーキングの問題は、教室内外で学生が出くわすであろう状況を想定した内容となっています。

例えば、教室で教授の質問に答えたり、カフェテリアで友達と話したりする場面が想定されます。独立型課題では、受験者自身の考えや意見、経験について、15秒で考え45秒で回答します。統合型課題では、リスニングとリーディング、スピーキングを組み合わせた問題が出題され、20秒もしくは30秒で考え、60秒で回答します。

スピーキングセクションの一番の対策になるのは、ネイティブの英語のスピーカーと話す機会を持つことです。

会話やコミュニケーションスキルの向上をサポートしてくれる英語教師やアシスタントを見つけるのも一手です。もしこれらの人が見つからない場合、英語を話す練習を一緒にしてくれる友達を見つけるのも良いでしょう。

ライティングセクション

ライティングセクションは50分で、統合型課題と独立型課題の2題からなっています。

統合型課題では、講義で聞いたことや文献で読んだことを組み合わせてエッセイを書く力が求められます。230-300語程度の文章を読み、230-300語程度の長さのリスニングを行い、その後20分間で150-225語程度の文章を書きます。

独立型課題では、受験者自身の考えや経験に基づいてエッセイを書く力が求められます。

トピックに関する自分の意見をサポートする文章を、30分間で最低300語以上書きます。

ライティングの対策としては、まずスペルや句読点の打ち方、パラグラフの組み立て方などのルールを学び、文章全体の構造について勉強することが必要です。

エッセイを書く際には、時制や複数形などに気を付けて書きましょう。また書いた後は何度も見直しをし、ミスがないかチェックしましょう。またタイピングで文章を書く練習をすると良いでしょう。

スコアの確認

スコアはテストから約10日ほどでオンライン上に表示され、約13日後に登録された住所に郵送されます。

TOEFLに合格・不合格はなく、4技能それぞれが30点満点で評価され、合計で120点満点でスコアが表示されます。スコアは二年間有効です。

志望する団体(留学先大学など)にスコアを提出する場合、Official Score Reports(公式スコアレポート)を送付します。

テスト前日の22時までであれば、無料で4団体に送付することが可能で、テストの約13日後に発行されます。

テスト後に送付を希望する場合は、有効期限内であれば1団体につき20ドル(約2200円)で手続きを行うことが出来ます。

まとめ

TOEFLを受験する際には、申し込み・受験・対策それぞれにおいて、なじみのないことが多いです。

そのためきちんと情報を仕入れて準備をすることが求められます。

費用も時間もかかるTOEFLテストだからこそ、しっかり対策をして本番に臨みましょう。

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